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【カヌー】薬物混入被害者のイケメンハーフ小松正治選手の復帰とその後

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カヌー小松正治

【カヌー】薬物混入被害者のイケメンハーフ小松正治選手の復帰とその後

 

カヌー・スプリントの日本代表候補による禁止薬物混入問題で

被害者となった小松正治選手が、

混入騒動以来、初の国際大会ジャカルタ・アジア大会に出場します。

日本中にショックを与えた薬物混入騒ぎから

小松選手は、立ち直ることはできているのでしょうか・・・。

 

 

目次

小松正治選手のプロフィール・経歴

 

名前:小松 正治

読み方:こまつ せいじ

生年月日:1992年1月29日

出身:宮城県加美町

身長:177cm

体重:84kg



血液型:B型

家族:妻、子

両親:日本人の父とフィリピン人の母

出身高校:宮城県中新田高校

所属:愛媛県国体競技力向上対策本部

 

カヌーをはじめたきっかけ

生まれ育った宮城県加美町は、カヌーが盛んな町であり

中学にもカヌー部があるほど。

そこでカヌーを始めます。

 

 

高校時代

小松正治選手の高校時代の活躍ぶりは素晴らしいです。

高校1~3年:インターハイ3連覇。

高校2・3年:国体 連覇

高校1年生の時にジュニアの日本代表に選出されています。

 

宮城県中新田高校を卒業後

大学進学はせず、日本や海外(主にオーストラリア)を

行き来する生活。

 

2011年:オーストラリア選手権4位

日本選手権 優勝

2012年:オーストラリア選手権 200m3位

日本選手権 200m2位

2013年:U-23代表を経て、日本代表に選出。

ワールドカップ第一戦16位。

2014年:仁川アジア大会銅メダル

2015年:リオデジャネイロ五輪アジア最終予選4位。五輪逃す。

 

2016年~:ロンドン五輪で男子カヤックを28年ぶりに五輪出場に導いた

Octavian Ispas氏(ルーマニア)が日本代表コーチに再就任。

Octavianコーチの元で東京五輪を目指します。

 

2017年:東京オリンピックで日本が強化種目にしているK−4/500mのメンバーに選出される。

世界選手権は準決勝敗退。

アジア選手権は2位。

 

薬物混入騒動のあらまし

 

2017年9月に、石川県小松市で開催された日本選手権で、

小松正治選手(25)の飲みものに

鈴木康大選手(32)が、故意に禁止薬物である筋肉増強剤を混入させ、

それを飲んだ小松選手が、ドーピング検査で陽性反応が出たため、

暫定的資格停止処分を受けます。

 

しかし、その後、良心の呵責に耐えかねたのか、

鈴木選手が自ら、薬物の混入を認めたことにより、

小松正治選手は暫定的資格停止処分を解除され、

鈴木康大選手は8年間の資格停止処分を受けました。

 

薬物混入だけでなく、カヌーの道具など、選手にとって大事な道具も

盗んでいたことが発覚。

「東京五輪に出るためにライバルを陥れたかった」と話した鈴木選手でしたが

 

この鈴木選手を、先輩として慕っていた小松選手の

ショックはかなりのものだったようです。

 

小松正治選手のその後

 

小松選手は、ドーピングが出たことよりも、

ドーピングのことを一番に相談していた先輩が

実は、犯人だったということの方が

ショックだったそうです。

「一番つらかったのは、気持ちの面。」

と述べているように

加害者である鈴木選手について

「やったことは駄目なんですけど、(先輩)を嫌いになれない。

今までの情もあるので。」

 

と、ずっと一緒に練習をしてきた先輩への複雑な思いを

吐露しています。

 

ドーピングの陽性反応が出た時は真っ先に相談した人で、

誰よりも慕い、頼りにしてきた先輩。

割り切って切り捨てることもできない。

心にしこりは残る。とも、語っています。

 

人として慕い、好きだった先輩に裏切られていた。

というショックは、

やはり、簡単に吹っ切れるものではないようです。

 

 

小松正治選手は

一時期、気持ち同様、体力や筋力も

落ちてしまいます。

しかし、トレーニングを重ねた結果

2018年の3月、

海外派遣選手最終選考会で、見事、復帰を果たします。

6月から、2か月間のメキシコ高地合宿を経て

8月、ジャカルタ・アジア大会では

スプリント男子カヤックフォア(4人乗り)の代表として、

出場します。

 

鈴木康大選手のその後

禁止薬物を混入したとして石川県警は、鈴木康大選手(32)を

偽計業務妨害の疑いで書類送検する方針を固めました。

鈴木選手は県警の任意の調べに行為を認めており、

石川県警は厳重な処分を求める意見書をつける方針とのこと。

 

どちらの選手も、カヌー競技界を引っ張っていく存在の選手たちでしたが

二人の行く末は、天と地との差がついてしまいました。

 

もしも、鈴木選手が、あのまま犯人であると名乗り出なかったら、

小松選手の未来は本当に恐ろしいものになっていましたし、

最終的には、犯人であると鈴木選手が、名乗り出たということが、

わずかな救いとなった事件でしたが

しかし、

加害者の鈴木選手には、ご家族も、お子さんもいらっしゃり、

そのご家族たちが、どれほどのつらい思いをされているかを

想像すると、胸が痛くなります。

 

 

 

まとめ

この日本で、それもドラマのような混入事件が

本当に起こるのか?

と、日本中を驚かせたアスリートによる

薬物混入事件。

その被害者となった小松正治選手の復帰と

国際大会にむけて頑張り続けている様子をお伝えしました。

 

特別な仲だった先輩からの薬物混入事件で受けた

精神的ショックは、相当なものだったようですし、

今でも心にしこりは残っていると語る小松正治選手。

しかし、今は、

「最初は悪い部分で注目されたけど、これを自分の力に変えていきたい。」

と、気持ちは東京オリンピックに向けて、まっしぐらなようです。

 

前に、小松選手は

「私の目標はオリンピックで日本人初のメダリストになること。

それによってカヌーが絶対メジャースポーツになってくれると信じている。」

と、語っています。

小松正治選手に大活躍によって、カヌー競技にも光が当たるように、

応援していきましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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