【和歌山毒物カレー】林真須美が冤罪?死刑が怖い今の姿とは?
平成の事件で多くの人々の記憶に残っている事件の一つに
「和歌⼭毒物カレー事件」があります。
そして、この事件の犯人として逮捕されたのが
主婦「林真須美」。
どこにでもいそうな普通のおばさんが
狂気的な事件の容疑者として浮上してからは、
連日の報道で、世の中は「和歌⼭毒物カレー事件」一色となり、
信じがたい劇場型の事件は、
いまだ、疑問が残る不可解な事件として
人々の記憶に残っています。
今回は
この「和歌⼭毒物カレー事件」と犯人「林真須美」について、
ふりかえってみたいと思います。
和歌⼭毒物カレー事件とは?
和歌山毒物カレー事件とは・・・
発生日:1998年7⽉25⽇
発生場所:和歌⼭県和歌⼭市園部
この日は、和歌⼭市園部の町内会の夏祭り。
夏祭りでは、町内会の主婦たちが朝から作ったカレーを、祭りに来た人々にふるまうため、
子供たちはもちろん、皆がお祭りを楽しみにしていました。
異変が起きたのは、カレーを人々が食べ始めて直のこと。
カレーを⾷べた67⼈が腹痛や吐き気を訴え、
このうち大人2人未成年2人の4⼈が死亡しています。
夏祭りの異変は、カレーが原因ではないかと感じた参加者が
「カレー、ストップ」と、皆が食べることを大声で制止しなければ
被害はもっと拡大していたと思われます。
当初は食中毒と思われたものの、和歌山県警の捜査により
亜ヒ酸の混入が判明。
そのため、毒物を故意に混入させた殺人事件としての捜査がはじまりました。
林 真須美が容疑者として浮上
殺人事件とわかってからの報道の過熱はすざまじく、
取材の仕方も、今と違って随分と問題もあったようですが、
しばらくすると、ある一人の主婦の名前が浮上します。
最初のうちは、顔や名前は伏せられていましたが、じきに、
顔も名前もテレビで報道されるようになり、
この主婦は一気に、時の人として有名になります。
この主婦こそが「林 真須美」です。
この、どこにでもいるはずの主婦が、じつは
どこにでもいる主婦ではないと、日本中が感じるようになるまでに
時間はかかりませんでした。
報道陣に水をかける映像はあまりにも有名ですが
インタビューに答える姿も、
ふてぶてしいとの印象を与えるような受け答え。
テレビ局には、毎回、食べ物を要求していたともいいます。
キャスターの安藤優子さんも、随分、
振り回されたと、後で回顧と反省の弁を述べられています。
ただ、忘れてはいけないのは、
人の一部分をみて、真実だと思ってはいけないということですね。
彼女が、テレビで流された映像通りの人間なのか、
はたまた、本当は全然違う人間だったのかは、
私たちが知ることはできません。
ただ一つ、感じることは、
あの時、日本の世の中の人々は、
林 真須美という女性は、普通の人間ではない。
と、感じていたということ。
普通ではない事件と、普通ではない女性という2つの点が
現れた時点で、やはり、この2つの点を線で結び付けたいと
思っていた人はとても多かったように思います。
逮捕されたのは林真須美
逮捕されたのは、同じ町内に住む
無職の主婦「林 真須美」被告。
カレー作りの当番としてカレーのそばにいた彼女が、
カレーに亜ヒ酸を混入することができた。
として、逮捕されました。
他にも、
・林 真須美は、近所とトラブルがあった(川にゴミを捨てるなど)
・嫌われ者として、自分の悪口を言われているところを聞いた。
・カレーに混⼊された亜ヒ酸と林真須美の⾃宅から⾒つかった亜ヒ酸が同じ。
・過去に保険金を手に入れるために亜ヒ酸による殺⼈未遂を起こしている。
・林真須美は子供たちを夏祭りに参加させずカラオケに連れて行っている。
などなど。
その結果
2009年4⽉21⽇に最⾼裁で林真須美の死刑が確定しています。
林 真須美の性格とは?
兄2人の3人兄妹の末っ子として産まれた林 真須美は
経済的にも恵まれた方の家庭で、
幼少期は素直で明るく、負けず嫌いな性格だったようです。
学生時代になると、大人しいながら、怒るとヒステリーを起こし
周囲を驚かせるようなところがあったそうです。
そのため、
近所で疎外感を感じていた林 真須美が、激高して
亜ヒ酸を混入してもおかしくない。となったようです。
林真須美は冤罪なのか?
裁判で検察側が提出した証拠は約1700点。
1審の開廷数は95回。2審は結審まで12回。
直接的な証拠も動機の解明もできていない状況の中、
最高裁は動機を解明することにこだわる必要がないという姿勢を示し、死刑が確定。
林真須美は戦後日本では11人目の女性死刑囚となりました。
しかし、
動機が中途半端に解明されていないことなどから、
林 真須美は冤罪であると、林 真須美の家族や支援者は主張しています。
林真須美が冤罪であるとの主張の理由は・・・
理由1:
「和歌⼭毒物カレー事件」の亜ヒ酸と林真須美の⾃宅から⾒つかった亜ヒ酸は同じではない。
亜ヒ酸は施錠していないガレージに置いてあったので、誰でもガレージに⼊ることができた。
カレーに亜ヒ酸を入れることができる人間は、林真須美だけではなかった。
理由2:
カレーの⾒張りは次女もいた。
そして、次女がカレーを舐めたいと言ったので、舐めさせている。
自分が毒を入れたカレーを娘に食べさせるわけがない。
理由3:
実は、カラオケに行ったのは夫の指示。
そして、⻑⼥と三⼥は、カラオケに行っていないので、
夏祭りのカレーを食べる可能性があった。
理由4:
林真須美は自分で、
「お金が大好きな自分が、金にもならんことはしない。」
と語っているそう。
確かに、逮捕前におこした殺⼈未遂は、保険金目当てでした。
理由5:
林真須美も控訴審で
「カレー調理場のガレージに戻った時、近くに男2⼈が⽴っていた」
「⼆⼥とカレー鍋の⾒張りをしている間、別の男が通りかかった」
と証⾔しています。
このため、林真須美側は他に犯人がいる。
と思っているようです。
林真須美の現在は?死刑が怖い?
林真須美の今の姿は、体重も減り、
髪は、白髪で真っ白。下の歯はすべて抜け、
林真須美の夫から見ても、年をとった風貌になっているそうです。
林真須美の夫は、脳出血の後遺症から、今は車いすの生活ですが、
養子になった男性がおり、その男性に世話をしてもらいながら、
林真須美の面会に行っているそうです。
林真須美は、毎日でも、面会に来てほしいと言うそうで、
平成の時代が終わるので、自分も死刑を執行されるのではないかと、怯えているのではないかと
林真須美の夫は語っていました。
林真須美の夫、息子、支援者は、彼女の冤罪を信じており、
これからも冤罪の主張し続けていくそうです。
まとめ
日本中を驚かせた「和歌山毒物カレー事件」あらましと
犯人林真須美、彼女の現在の様子についてお伝えしました。
林真須美の夫が、妻である林真須美のことについて、
「本心を見せない」と語っていましたが、
この事件は、何が本当なのか、妄言なのか、真実が最後まで見えない事件として
終わってしまうのでしょうか。
それとも、今後の展開が、まだ、待っている事件なのでしょうか。
これからも注目していきたいと思います。
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