静岡名物!桜えびとは?
桜えびは、日本で特に静岡県の駿河湾周辺で漁獲される小さなエビです。
桜エビは透明感があり、ピンクがかった美しい色をしていて、
その色合いが桜の花を連想させることからこの名前がつけられました。
桜えびは、静岡県の清水港や由比港で獲れるものが有名で、
特にこの地域で獲れる桜えびは、日本国内でも特別な評価を受けています。
桜えびの生態
桜えびは、深さ300メートル程の海に生息しており、夜になると水面近くに上がってきます。
春と秋、特に3月から5月と、10月から12月が漁の最盛期とされています。
桜えびと小エビの違いは?
桜えびと小エビ(一般的に言われる小さなエビ、例えばアキアミなど)の違いはいくつかあります。
- 生息地: 桜えびは特に静岡県駿河湾でしか捕れない希少性の高いエビで、特定の地域に限定されています。
一方、小エビと呼ばれる種類はより広範囲の海域で見られます。 - サイズと形状: 桜えびは体長が約3.5~4.5cmで、特徴的な長いヒゲがあります。
小エビの中にはサイズが2~4cmのものもあり、形状やサイズで類似している場合もありますが、桜えびは特に長いヒゲで知られています。 - 色と透明感: 桜えびは生きている間は透明感があり、うっすらとした桜色をしています。
加熱すると色が濃くなり、ピンクから朱色に変わります。一方、小エビは種類にもよりますが、一般的には桜えびほど鮮やかな色にはならないことが多いです。 - 漁法と利用: 桜えびの漁は夜間に操業され、網を投下後、走行しながら網を引く時間を制限して行われます。
これに対し、一般の小エビの漁法は種類によって様々です。
また、桜えびは刺身やかき揚げなど、独特の食文化に用いられますが、小エビは釣りの餌や料理の具材として広範囲に使われます。 - 風味の違い:桜えびの風味は、他のエビと比較しても独特です。
深い海で育った桜えびは、繊細で上品な味わいが特徴です。 - 食感の違い:桜えびの食感は、プリプリとしていて、口の中で溶けるような感覚です。
この食感は、桜えびならではのものです。
桜えびと一般的な小エビの違いは、その希少性、生息地、形状、色合いに加えて、文化的な利用方法にもあります。
特に桜えびは「駿河湾の宝石」とも称され、その美しい色と形、独特の食文化で高く評価されています
桜エビの時期はいつ?
桜エビには二つの漁期があります。
一つは春の漁期で、これは通常3月中旬から6月初旬までの期間です。
春は桜エビが最も豊富に獲れる時期で、この時期に獲れた桜エビは特に新鮮で味も良いとされています。
もう一つの漁期は秋に設定されており、これは10月から12月にかけての期間です。
しかし、秋の漁期は春ほどエビの量が多くないことが多いです。
桜エビは新鮮なうちに生で食べたり、かき揚げにしたり、お寿司のネタとしても利用されます。
また、乾燥させた桜エビも人気があり、これを使った料理も多く存在します。
桜エビを最も楽しめるのはやはりその漁期に合わせて、特に春の時期になります。
この時期には桜エビを使った様々な料理が楽しめ、地元の食文化としても大切にされています。
おいしい桜えびが食べたくなったら、おすすめなのが
「由比桜えび祭り」です!!
桜えびのレシピ
桜エビのレシピを集めました。なんといっても、かきあげ!
これはハズせませんね。
玉ねぎの甘みが相性バツグン!
桜えびでうま味プラス+
ほのピンクで彩り良く
春らしい一品です!
お酒のおつまみにもおススメです~♪
殻の硬さが気になるなら
乾物の桜エビ、あさりの水煮(缶)とその煮汁も使うので旨味たっぷりです。
米粉を使ったホワイトソースはゆるいとろみが菜の花を包んで苦味もマイルドに。
お子さんも食べやすい味つけです♪
焼きたては大変熱いです!少し冷ましてからお召し上がりくださいね(^^)
味付けもとっても簡単です! ◉桜海老: 高い抗酸化力、免疫力アップ、
脳機能の活性化、動脈硬化の予防
アンチエイジング、骨や歯を作る ◉グリーンピース:腸内環境を整える、疲労回復、むくみ改善 これらの効果が期待できるとされる栄養素が豊富に含まれています。 是非春の炊き込みご飯、作ってみてくださいね!
おんなじ赤っぽい色で見た目もGOOD
桜海老に塩気や旨味があるので調味料は比較的少なめでOKです。 桜海老の香ばしい香りを感じられるヤツです。
作ってる途中にいいにおーいって言われるヤツです。
お昼ご飯にささっと作って食べたいヤツでもあります。
静岡の由比港おすすめのレシピ
で桜えびも購入できます。
桜えびの雑炊
【材料】(2人分)・桜えび(釜揚げ) 100g
・ごはん(冷やご飯でも可) 160g
・青ねぎ 2本【だし汁】・水 400cc
・粉末かつおだし 小さじ1
・薄口しょうゆ 小さじ1/2
・塩 少々使った商品:釜揚げ桜えび(冷凍・200g)
【作り方】 調理時間目安:10分
- 調味料の全てを入れ、沸騰させます。
- ごはんはざるに入れ、流水で一度洗って表面のぬめりを取り、水気をしっかり切ります。
- 1に桜えびと2のご飯を入れ、再沸騰させます。
- 溶き玉子を加え、玉子が固まってきたら優しく溶きます。
- 小口切りにした青ねぎを加えます。
桜えびの沖漬けひつまぶし風
【材料】(2人分)・桜えび沖漬け 100g
・ごはん 2杯分・お好みの薬味:大根おろし・青ねぎ・わさび・ゴマなど
【だし汁】・だし汁 240cc
(お湯+粉末かつおだし
又は こぶ茶 小さじ1/2
+しょうゆ少々)
※本格昆布ダシの取り方は、漁師魂汁の作り方参照使った商品:桜えびの沖漬け(冷凍・100g) 【作り方】 調理時間目安:5分
- 1杯目:温かいご飯に桜えび沖漬けをのせ、そのまま食べる
- 2杯目:お好みの薬味をのせ、味の変化を楽しみながら
- 3杯目:だし汁を加えて、お茶漬けにして。
しらすと野沢菜のおにぎり
【材料】(2人分)・しらす(釜揚げ) 40g
・野沢菜 2本
・温かいご飯 160g使った商品:ゆでしらす(冷凍・200g)《ネット購入はこちらから!》 【作り方】 調理時間目安:10分
- 野沢菜は、茎をみじん切りにし、葉は1枚を縦半分に切り広げます。
- 温かいご飯に野沢菜の茎としらすを加えてよく混ぜ、4個分の丸おにぎりにします。
- それぞれを野沢菜の葉で包みます。
出典:https://yuikou.jp/recipe.html#pageLink04
まとめ
静岡の桜エビは、その繊細な味わいと青みがかった透明な身が特徴です。
季節限定のこの贅沢な食材を使ったレシピは無限にありますが、地元の人々にとっては特に馴染み深いものがあります。
ぜひ、静岡を訪れた際には桜エビを使った料理を堪能してみてください。
その風味と美味しさに感動することでしょう。
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