中国製の服の石油におい消し方は?やっとこの洗剤で解決した件
ネット通販の中国製の服の臭いが、すごく臭くて困った経験はありませんか?
中国製のものは、価格が安いのでとても魅力的ですよね。
でも、
ネットを見ていると、
「中国製品の石油のにおいが臭くてひどい。」
「中国製の服のにおいがひどいので、捨てました。」
「洗っても取れない!もう二度と買わない!」なんて、怒っている人もいます。
特にフリース系の素材だと、石油系のにおいがきつくて
臭いときが多いみたいですね。
さて、かく言うわたくしも、
ネット通販で中国製の服を何度か購入したことがあります。
口コミでは、臭いがひどい。と書き込まれていて、
心配していたけれど、実際届いてみたら、
気にならない程度の臭いだった。
なんてことのほうが経験上多かったので、
口コミに書いてあっても
あまり気にしておりませんでした。
が、
これは、ただのラッキーだったことに
とうとう気づいてしまう事態が発生したんです。
それは、
フリースのこたつ布団カバー。
びっくり価格の破格値、なんと1000円!!
この安さにつられて、買ってしまったものの、
このあと、ものすごい大変なことになろうとは、
想像もしていませんでした・・・・。
今回の経験は、服ではありませんが
同じ、布製品。布の量は服の何倍もです。
きっと、どなたかのお役に立てるのでは・・・
安いのには訳があった!
冬は、こたつが大好きな我が家。
でも、こたつ布団カバーは、子供たちが、食べ物やら、
遊び道具やらで、いろいろ汚してくれるので、
せっかく、トータルコーディネートで色を合わせたカバーも、
もう、汚くて、・・・。
お客さんが来たときは、
恥ずかしいです・・・。という状態となっておりました。
そして、今度、新しいものを買う時は
暖かそうなフリースのこたつ布団カバーにしようと決めていました。
でも、シンプルなものがいいなあと、楽天やアマゾンを探すものの
好みと価格の折り合いがなかなか合わず、あきらめかけていたその時!
キラリ~ン!
送料込み、暖かいフリースこたつ布団カバー。1000円!
の文字が目に飛び込んできました。
「きゃあ~!みつけたわ~。
こんな破格値、ありえへんわ。絶対買わなあかんわ!」
楽天さま、ありがとう!と、喜ぶわたし。
しかし、口コミは2件のみ。
それも、2件とも、
・強烈な石油の臭いでひどすぎる。
・家中におう。
と書き込まれています。
えぇっ!どうしよう・・・。
欲しいのに・・・。
家じゅう臭うって、そんなん、まさか~。
ちょっと、大げさちゃう?
まあ、1000円なら、あきらめつくし、なんでもいいから
買ってまえ!ポチッ。
へへへ。そうです。
私は、あまりの激安価格に目がくらみ
口コミなんぞ、無視。
臭くない商品が届くに決まっていると信じ切っていたのでした~。
商品開封!ぎょえぇぇぇぇっ~!臭いっ!
お待ちかねのこたつ布団カバーが届き、
口コミのことなど、頭から離れていた私は、
鼻歌まじりに、商品を開封。
その途端、
ぎょえぇぇぇぇっ~!!
なんじゃ、こりゃあぁぁぁっ!!!
もう、臭いのなんのって、
凄いんですよ。マジでにおいが!
文章では伝わらないのが残念なくらい。
石油工場でもないのに、布からこんなに石油の臭いがするなんて、
本当に想像をはるかに超えた臭さでした。
口コミの人、ウソついてなかったのね。
信じなくて、ごめんね。
さすがに、
こんなに臭いこたつ布団カバーは使えないので、
リビング隣の部屋に退避させたものの、
なんと、隣の部屋にあるのに、臭うのですよ。石油っぽいにおいが・・・。
帰ってきた家族たちも、みんな
「なに?この臭い?」って気づきました。
正直、こんなに臭うなんて、ちょっと、信じられなかったです。
どんな作り方してるんだろうって、
かなり、恐怖を感じました。
け・れ・ど
わたしったら、それでも、このこたつ布団カバーを捨てずに
なんとか洗濯で、この臭いを取ってやろうと思っちゃったんですよね。
(貧乏性なもので・・・汗)
ということで、
ここからが、私と中国製フリース商品との果てしない
においの戦いがはじまるのでした・・・。
最初は普通に衣料用洗剤で
まずは、
作業用の油汚れに強いと書いてあった
衣料用洗剤で洗ってみることにしました。
こたつ布団カバーということで、布の量もはんぱなく、
大きくて、なんだかとても重かったのですが
そこに加えて素材がフリース。
水をよく吸って、めちゃくちゃ重くなる重くなる。
7キロの我が家の洗濯機は
何度もピーピーとエラー音を連発し、
壊れそうになりながら、なんとか洗ってくれました。
結果は・・・・
はい。アウト~。
洗濯機のフタを開けた瞬間にわかりました。
中国製の衣料の口コミ見てても、
洗っても臭いが取れない。って、よく書き込んであるもんね。
うん。わかってたよ。
つぎは、酸素系漂白剤
私が使ったのは、我が家の常備品
粉末ワイドハイター。
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我が家の、染み抜きの定番で常備品です。
除臭って書いてあります。
なにせ、布団カバーが大きくて重量があるので、
洗濯溶剤作るのも、大量に必要。
なので、
適当に、同じ種類の濃縮タイプも一緒に入れてみました。
一晩、色落ち覚悟で、つけ置きしてみました。
結果は・・・
はい。アウト
においが強烈すぎです。
で、次はよくわからないけれど、
これ、使ってみました。
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これは、なんでも、つけおき できて、
洗濯槽の汚れも、つけおきで、ごっそりとってくれます。
魚焼きグリルとか、パイプの詰りなど、
いろいろなものに使えるうえに
洗濯槽専用の薬剤を買うよりも安上がりだったりするので、
我が家では、またまた常備されています。
これを、衣料品に使っていいモノかどうか定かではありませんが、
もう、なんでもいいや!の状態でした。
ということで、分量よりも多めに溶剤をつくり
一晩、付け置きしました。
一晩つけおきすれば、さすがに少しは臭いも和らぐのでは?
だって、魚焼きグリル洗うものでしょ?
ということで、次の日です。
結果は・・・
ブッブー!アウト!
一瞬は、においがやわらいだかな?とも思ったのですが、
干すために広げてみると、ぷ~んと、石油のキツいにおいがしてきました。
私的には、けっこう、ワイドマジックリンでいけるんじゃないかな?って思っていたんですよね。
でも、何回も洗えば、臭いも取れてくるかも。と、考え、
もう一度、洗ってみました。
今度は、考えられるモノ、なんでも、投入です。
酵素系漂白剤がダメなら、今度は塩素系です。
次は塩素系漂白剤
一緒に使うと、あぶないこと、知ってますので、
塩素系漂白剤のみで洗います。
色柄物にも使えるタイプです。
じつは、洗濯機が、このこたつ布団カバーは水を含むと
重くなりすぎて、途中から回らなくなってしまっていたので、
お風呂場で、つけおき洗いです。
水を絞るのも途中まで、手でしぼり、軽くしてから、洗濯機で
脱水しました。
すすぎも、手洗い。というか足洗いです。
と~っても、面倒で疲れる作業の繰り返しで、
こんな思いしてまで、洗濯しなくてもいいじゃん。
私ってアホかもしれない。と思いながら作業しておりました。
でも、結果は、
はい。同じく、ア・ウ・ト。
さすがに、「もう、捨てよう。」と決めました。
そして、この頃には、家の中も、ほんのり石油臭が
定着したかのような家になっていました。(涙)
最後に登場!オキシクリーン!
最後の最後に、ネットのお掃除専門ブログなんかを
見ていたところ、
皆が絶賛する洗剤の存在を知りました。
名前はオキシクリーン。
私はこの頃はオキシクリーンを知りませんでした。
が、何やら、じつは有名なようです。
オキシクリーン購入するにはコストコとか。
オキシクリーンは、アメリカの洗剤です。
そして、一般のスーパーなどには売っておらず、
コストコに売っているというではありませんか。
この頃、遠くにコストコはできたばかりで、
私は、もちろん、会員ではありません。
オキシクリーンを買うために、
高速代を払い、コストコに行き、年会費を払って会員になるなんて
馬鹿らしいし・・・・。
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この頃は、まだ、
ネットでは、大きいのしか売ってなくて、
1000円の商品のために、高い洗剤を買うなんて、
納得できない。
ということで、近所のドラッグストアに売っていなければ、
こたつ布団カバーは捨てようと決め、
近所のドラッグストアに電話したところ、
2件目のお店になんと、小さいタイプが1本だけ
500円ほどで売っているというではありませんか!!
早速、購入して、
お風呂場で、オキシクリーンの洗剤液を作りました。
オキシクリーンは、40度以上のお湯での使用が
基本のようです。
石油系の臭いも、なるべく熱いお湯で煮立たせるといいという
ネット情報もみつけていたので、
やかんで何度もお湯をわかし、それをふろ場の浴槽に運ぶという
重労働の後、ようやく、
暖かい程度のオキシクリーン溶剤を作り、そこに、
臭いフリースこたつ布団カバーを入れ、
足でギュッギュと踏み洗いをしたところ・・・・
なんだ!この黒いお湯は!
オキシクリーンで、臭いフリースを洗ってみたところ
ぎょえええええええ~っ!!!!
あっという間に、洗剤のお湯が、真っ黒になるではありませんか!
ほんっとに、びっくりしました!!
これが、何から出た色なのか、わかりません。
こたつ布団カバーはこげ茶色だったので、
その染色剤の色なのか、
何か、他の石油の溶剤の色なのか・・・・
とにかく、私にはわかりませんが、
普通の汚れではないことは確かでした。
だって、何回となく、洗濯しているのですから。
じつは、この話はちょっと古い話なので、
写真も撮ってなくて、
汚いお湯の状態をお見せできないのが本当に残念なのですが、
びっくりするほど、お湯が汚くなったんです。
と同時に、やっぱり怖くなりましたよ。
この商品・・・
いったい、何に浸ってたんだろ・・・ってね。
なんか、めちゃくちゃ、体に毒そうなものを使って
作られた商品なんだろうな・・・・ってね。
でも、乗り掛かった舟です。
この後、がんばって、足ですすぎ洗いもして、
手で少しずつ水分を絞って
洗濯機で脱水できるところまで、働きました。
で、どうなったかといいますと・・・・
石油のにおいが消えたぞ!
におい、取れました~っ!
なんだか、触った感じも、さっぱりした感じ。
においが全然変わりました。
でもね、
乾かしたら、まだ、少し、臭いが残っていたので、
もう一度、オキシクリーンで洗いました。
この時は、前のようには洗剤液は黒くなりませんでしたが、
それでもうっすら、色が出てきました。
で、干して乾いたら、
今度は、臭いがしませんでした~!
顔をぎゅぎゅ~っと、フリースに押し付けると
少し、臭いが残ってはいましたが、
使っているうちに、だんだんと臭いもしなくなってきました。
ん?気づきました?
そうなんです。
あんなに、体に悪そうなこたつ布団カバーだったのに、
私、しっかり使用しちゃいました~。エヘ。
今回の
中国製品の石油のにおいがひどく臭い件で
学んだことは
オキシクリーンと中国製品、凄し!
ってことでした。
あれ以来、洗濯で困った時の最終手段は、
オキシクリーンと思っています。
日本製の洗剤では歯が立たなかった
中国製の石油のにおいを撃退したのは、アメリカの洗剤だったという、
まあ、なんともグローバルな戦いとなりました。
日本製の洗剤は、今回は役に立たなかったけれど
でも、逆に言えば、
外国のものに比べると、
やさしく、つくってあるんだろうなと感じたわけで、
やっぱり、これからも日本のものを使っていこうと思った次第ですね。
この話は、実は、数年前のことで、
中国製品くさいと、とかく言われていた時期です。
中国製品も口コミの評判も気にするでしょうから、
ここまで、ひどいものは、今はあまりないのでは?
とは思いますが、
それでも、臭いが気になったときは、
一度、オキシクリーン試してみてはいかがですか?
あ、くれぐれも、お間違えのないように。
わたしは、オキシクリーンの回し者では、ございませんので。
あしからず。(笑)
まとめ
中国製のフリースの布団カバーが
想像を超えるあまりの臭さに、
あれやこれやと洗濯洗剤を変えてみたところ、
アメリカ製のオキシクリーンが最強だったという経験談を
お伝えしました。
服の石油のにおいの消し方で困っている方の
お役に立つとうれしいです。
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