【ドラフト】2018年楽天6位渡辺佳明は横浜高校監督の孫で母は寮母！涙の家族の軌跡

【ドラフト】2018年楽天6位渡辺佳明は横浜高校監督の孫で母は寮母！涙の家族の軌跡

2018年ドラフトで
楽天に6位指名された渡辺佳明選手。
渡辺選手は、甲子園に常連の強豪校
横浜高校硬式野球部監督である
渡辺元智元監督の孫であり
横浜高校野球部の元寮母の息子さんです。

小さい頃からの夢だったプロ野球選手としての
スタートを歩み始めた渡辺佳明選手に
せまってみましょう。

 

渡辺佳明選手のプロフィール

名前：渡辺佳明
読み方：わたなべよしあき
生年月日：1996年
出身高校：横浜高校
出身大学：明治大学
利き腕：右投左打
身長：179cm
体重：74kg
ポジション： 内野手
所属 ：東北楽天ゴールデンイーグルス

球歴
ジュニア：横浜DeNAベイスターズジュニア (2008-2008)
中学：中本牧リトルシニア (2009-2011)
高校：横浜 (2012-2014)
大学：明治大 (2015-2018)
日本代表：東京六大学選抜 (2016-2016)
日本代表：ユニバーシアード競技大会日本代表 (2017-2017)
日本代表：日米大学野球選手権日本代表 (2017-2017)
日本代表：日米大学野球選手権日本代表 (2018-2018)
日本代表：ハーレムベースボールウィーク日本代表 (2018-2018)
プロ：東北楽天ゴールデンイーグルス (2019-)

 

中学時代
中学1年
2009年リトルシニア日本選手権大会（2回戦）
中学2年
2010年リトルシニア日本選手権大会（2回戦）
2010年ジャイアンツカップ（2回戦）
中学3年
2011年リトルシニア全国選抜野球大会（準優勝）
2011年ジャイアンツカップ（ベスト4）

横浜高校時代
高校2年
2013年全国高校野球選手権大会（3回戦）
高校3年
2014年選抜高等学校野球大会（1回戦）

明治大学時代
大学2年
2016年全日本大学野球選手権（2回戦）
2016年明治神宮野球大会（大学野球）（優勝）
表彰 ベストナイン三塁手（東京六大学野球秋季リーグ2017年）
ベストナイン遊撃手（東京六大学野球春季リーグ2018年）
ドラフト 2018年ドラフト6位（楽天）

 

渡辺佳明選手の祖父渡辺元智（もとのり）氏って？

 

渡辺佳明選手の
祖父である渡辺元智（もとのり）氏は、
野球の名門校である横浜高校野球部の元監督です。

横浜高校を強豪校に育て上げた名監督として
2015年に勇退後は、終身名誉監督となっているほどの
凄い監督です。

その監督の次女である元美（もとみ）さんの一人息子が
2018年にドラフトで楽天に6位指名された
渡辺佳明選手なのです。

 

祖父・渡辺元智氏の家族は大変だった・・・

祖父の渡辺元智氏は、野球に対しては命がけ。
とても厳しく、生活は野球と選手のことが第一で、
家族のことは二の次。
という性格の方だったそうです。

渡辺元智（もとのり）氏の奥様である紀子（みちこ）さんは、野球部監督の妻としてだけでなく
横浜高校野球部の寮母として、元智（もとのり）氏を支えてきました。
紀子（みちこ）さんは、寮母として選手たちの
母親代わりになりながら、
自分の娘2人も選手たちと一緒に育ててきたわけですが

次女の元美さんが熱を出した時、
病院に一緒に行ってほしいとグラウンドに来た
紀子（みちこ）さんに向かって、
「そんなことでグラウンドに来るな！」と怒ったそうです。

真剣に野球に取り組んでいる場所に、熱のある子供をつれて
ノコノコとやってきて、もしも選手に病気がうつったりでもしたら
どうするんだ。という気持ちで叱ったとのことですが、

奥さんや娘さんの立場を考えると
とても気の毒に思えますね。

 

 

しかし、
そんな生活の中でも、娘さん達は両親の大変さを理解し、
成長と共に、お母さんの寮母の仕事を手伝うようになっていったそうです。

 

渡辺佳明選手の父親代わりに

 

渡辺佳明選手は、幼い時分から、
横浜高校の寮で、野球部の選手たちと生活するようになっています。
というのは、嫁いでいた次女元美（もとみ）さんが
離婚をし、寮に戻ってきたためです。

元美さんと寮に来た小さい佳明選手を見て、
祖父の元智（もとのり）氏は、
「自分が父親代わりとなって必死に接していこう。」
「我が子として野球をやらせよう」と
佳明選手の父親として野球で育てていく覚悟を決めたといいます。

 

 

母親の元美さんは、寮で佳明選手を育てることができたことに
感謝していると語っています。
野球部の選手たちは
佳明選手に兄のように接してくれ、
佳明選手も、大好きな野球と共に成長できる環境。

事実、渡辺佳明選手は、
父親がいないことに寂しさは感じなかったと語っています。
子供時代の佳明選手にとって、
たくさんの野球の刺激に
毎日触れられる環境は、
毎日が刺激的で楽しいばかりの生活だったのかもしれませんね。

 

 

渡辺佳明選手も横浜高校へ

 

素質にも環境にも恵まれた渡辺佳明選手は、
中学時代には、地元の有望選手として成長していきます。

そして、中学3年のとき、
渡辺佳明選手は、意を決して、祖父の元智（もとのり）氏に
横浜高校入学への希望の意思を伝えます。

しかし、帰ってきた答えは厳しいものでした。

背が大きくなければ、試合には出さない。
試合に出られる違う高校に行った方がいい。
と・・・

あまり、ふてくされたりしない性格の渡辺佳明選手も、
この時ばかりは、様子がおかしくなったといいます。

娘の元美さんも、
「選手にはあきらめるなというのに、
自分の孫にはあきらめろと言うのか！」
と、怒ったそうです。

でも、渡辺佳明選手が出した答えは
一般試験での横浜高校への入学でした。

晴れて、横浜高校野球部員となった
渡辺佳明選手。
しかし、覚悟はしていたものの、その生活は
やはり甘いものではなかったようです。

一年から試合に出ることができたものの、
調子が悪ければすぐに、
「どうしてあいつが・・」と陰口をたたかれる。
いつも、“監督の孫”がついてまわる。

 

周りを納得させるためには、人一倍
努力をして実力をつける。
それしか、渡辺佳明選手のできることはなかったようです。

その努力の甲斐あって
高3の夏には甲子園では5番打者として
打率5割を記録。

今は、あの時の苦しさがあってよかったと
振り返る佳明選手です。

 

渡辺佳明選手横浜高校から明治大学へ

 

渡辺佳明選手は明治大学へ進学します。
東京六大学野球の首位打者となるなどの活躍をし
晴れて、卒業後はプロ野球選手へ。

 

祖父の渡辺元智（もとのり）氏は、
体調を崩すことも多かったため、
2015年に監督を勇退。

 

そして、母親の元美さんも
佳明選手の祖母であり、元美さんの母、
紀子（みちこ）さんの後を継いで
20年間務めてきた寮母を引退します。

プロになるまでの渡辺佳明選手の野球人生は
まさしく、親子三代で築いてきたと言っても
過言ではないでしょう。

 

有名監督の孫は、つらいことも多かったようですが
野球以上に、人として、大きく成長してくれたことが
うれしいと、祖父の元智（もとのり）氏は語っています。

 

親子3代で掴んだプロ野球選手になるという夢。
夢をかなえた次は、いよいよ本番です。

プロ野球選手として、どんどん活躍していってもらいましょう！

 

まとめ

 

横浜高校元監督の孫である
2018年ドラフト
楽天6位指名された渡辺佳明選手と
その家族の歩んできた軌跡についてお伝えしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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